こんにちは、早朝にしか筋トレができないこぼです。
「仕事の都合で筋トレが早朝にしかできない」
「仕事の都合で筋トレが深夜にしかできない」
会社員である以上、社会人である以上、真昼間から毎日筋トレをできる人なんてごく一部の人間です。
言われてみれば僕が通っている"GOLD GYM(ゴールドジム)"は、"眠らないジム"をキャッチフレーズに営業しています。
- 早朝に筋トレする人
- 昼間に筋トレする人
- 深夜に筋トレをする人
ゴールドジムは全方位的にニーズを捉えていますが、「早朝の筋トレって実際に効果あるの？」「深夜の筋トレって実際に効果があるのno
？」と言われれば、どうしても猜疑心が出てしまいます。
多くのブログ記事では、
- 深夜は、副交感神経が強く働いていて、筋トレをしても効率が悪くなったり、筋肉を作る成長ホルモンの分泌の妨げになるので効果がない。
- 成長ホルモンが出るのは「睡眠中の深夜0〜2時の間」というのが医学的な通説。ゆえに筋肉痛は訪れない。
- 深夜の筋トレは老化を促進し、デブになりやすい。原因はコルチゾールが大量に分泌される。
など、早朝や深夜の筋トレに対して、否定的な意見が多く挙げられています。
ひょっとしたらゴールドジムやエニタイムフィットネスのような24時間ジムは、汚い金儲けのために、効率の悪い筋トレの時間帯を知っているにも関わらず、24時間営業を売りにして、僕たちを食い物にして営業している可能性が大いにあります。
これがもし真実ならば大問題です。
そこで今回は、「早朝や深夜の筋トレは本当に効果ないのか説」を自らの肉体を使い、人体実験をすることで答えは導き出していきます。
早朝や深夜の筋トレは効果があるのか？【人体実験の内容】
今回は2つのグループに分けて、実験調査をしてみました。
1.「早朝に筋トレする」ちょっと意識高い系タイプ
朝に早起きして「朝活だー！！」と言いながら、出勤前に筋トレをする人。
筋トレの時間帯は「5～8時」の間で固定してます。
2.「深夜に筋トレする」筋肉ド変態タイプ
勤務体系は不規則で、深夜に筋トレをする人。
深夜に筋トレをする人のことを「筋肉マニア」「筋肉ド変態」「筋肉ガチムチ勢」と呼んだりします。
理由は簡単で「睡眠欲より筋肉欲が勝っているから」です(笑)
深夜組の筋トレの時間帯は「0～3時」に固定します。
実験内容
肝心の実験内容は、
14日間(2週間)ずつ、2パターンの生活を送りながら、週に3日、各部位(胸、背中、脚)を筋トレをして、いつも通りの重量、いつも通りのセット数をして、
適切な筋肉痛が訪れれば「効果アリ」
それ以外の場合は「効果ナシ」
ということで判定していきます。
それではみなさん、4週間後にお会いしましょう。
・・・・
・・・
・・
・
結果「早朝に筋トレしても、深夜に筋トレしても、全く同じ効果が得られる」
筋トレは早朝でも深夜でも全く同じ効果が得られる。
はいっ、これが結果です。
早朝に筋トレをしても、深夜に筋トレをしても、すべての部位で筋肉痛が訪れました。
ゆえに早朝でも深夜でも筋トレは効果アリです。
しっかりとした負荷を筋肉にかけてあげれば、間違いなく筋肉はパンプし、問題なく筋肉痛が訪れることが確認できました。
これで不規則な勤務をしている人たち(警察官、自衛官、製造業、キャバ嬢、ホストなど)でも、心置きなく筋トレに精進することができますね。
「勤務体系が不規則で、深夜にしか筋トレが出来ないから筋肉の付きが悪いんだ！」
「深夜に筋トレをすると、筋トレの効果が薄いんだ！」
などの言い訳は、筋トレにおいては通用しないことが証明されました。そういった言い訳をしている人は、筋トレのやり方に問題アリです。
適切なパンプを与えられていない可能性が非常に高いので、フォームの見直し、筋トレメニューの変更をオススメします。
そして何よりも「ゴールドジムがブランドイメージのためだけに、24時間営業しているわけではない」ということが証明できて嬉しいです。
ココからは、人体実験を通して発見できた、副産物的な知識についてご紹介していきます。
早朝や深夜の筋トレをして増えた知識
1.夜に寝ていても、深夜に起きていても筋肉痛は訪れる(時間は一定)
人体は面白い!!
早朝でも深夜に筋トレをして起きていても、成長ホルモンがしっかり出ていたことに驚きました。
僕は人間の肉体というものは、睡眠中に回復するものだと妄信していました。
しかし実際は、寝ていても、起きていても筋肉痛は訪れました。おまけに時間もほぼ一定で同じです。
個体差があると思いますが、僕の場合は「11:30〜1:00」の間に筋肉が訪れる設定のようです。
微妙に時間の開きがある理由は、無意識を意識した瞬間に「あっ、筋肉痛がきてる」と感じるのが筋肉痛なのです。
凄いビミョーな話をしているのはわかっているので、興味のある人はぜひ実感してみてください。
2.筋トレは睡眠の質に大きな影響を与えている(良い意味でも悪い意味でも)
筋トレと睡眠の相関関係は、複数の論文で証明されています。
しかし、実際に自分の体を使って実証しているブロガーはいなかったので、実質的に筋トレと睡眠の相関関係という分野では、僕がブロガー界のパイオニアということで良いですかね(笑)
冗談はさておき、間違いなく筋トレは睡眠に大きな影響を与えています。
それは良い意味でも、悪い意味でもです。
筋トレをすると眠気が吹っ飛び、睡眠が浅くなります。
深夜に筋トレをしても、早朝に筋トレをしても、どちらの状況下においても確認されました。
どんなに眠くても、筋トレをすれば眠気は吹っ飛びます。
「睡眠の質を上げたい」
「夜にぐっすり眠りたい」
睡眠欲が筋肉欲よりも勝っている人は、夜に筋トレをするのではなく、早朝に筋トレをした方が良いでしょう。
3.早朝の筋トレは実はあまり効率的ではない
これは早朝の筋トレの問題点です。
僕は本当に早起きが苦手です。夜になって頭の回転がメキメキ上がってくるタイプの人間なので(笑)
とはいえ、一日肉体労働した体にそこから鞭を打つほど頑張れるタイプの人間ではないので、どうしても早朝の筋トレになってしまうのです。
もちろん、早起きの得意不得意は個体差があると思います。が、僕は完全に夜型人間なので、朝4:30に起きて、5時から筋トレを開始するのは地味にきついです。
いつも7:40分に起きているのに、、、4:30起きは無理がありました。
例えば、会社の実働が8時の人を例にタイムスケジュールをしてみると、
4:30起床
5:00ジム到着
5:10筋トレ開始
6:10筋トレ終了
6:20ジム出発
6:50自宅到着
7:30シャワーを浴びたり身支度を整える
7:40出勤
7:55到着
8:00実働
筋トレ時間1時間、移動時間30分、出勤時間15分の人でこんなタイムスケジュールになります。
移動時間が長い人はその分より早く起きなければなりません。
下手をすると3:30に起床、なんて人が出てきてもおかしくはありません。
もはや早朝の筋トレとか朝活とかいうレベルではないです。
ただの拷問です。ただのプレイです。ただのドMです。
眠い目を擦りながら、体を動かしても何1つ良いことはありません。
気分も乗ってこないですし、必要以上に「ぼけーっ」としてしまいます。しかし、
だが、断る!!!!!!!!!!
と睡魔に別れを告げなければ筋トレする時間を取れないのもまた事実です。
自分の体が朝方か夜型かわからない人は、ぜひ1週間ぐらいチャレンジしてみて判断してください。
ちなみにTABI LABOさんの記事によると、夜型は「変人天才型」らしいですよ？(←違うサイトへのリンクです)
4.結局、好きなことならなんでもできる
正直「早朝にジムで筋トレをしよう！」なんて自分では継続できないと思っていました。もちろん今でもそう思っています。
先ほど説明した通り、僕は夜型人間だからです。
朝は必ず睡眠欲に負けるのが僕なのに「筋トレの為、ブログの為」と考えれば、意外と継続できたのです。
人間の本来持っている三大欲求の1つである睡眠欲に筋肉欲が打ち勝つ。
「人間は好きなことなら三大欲求を無視できる」
ということを改めて実感しました。
5.「深夜の筋トレは老ける」は嘘。
「深夜の筋トレは老化を促進し、デブになりやすい。原因はコルチゾールが大量に分泌されるから」
と言うのは真っ赤な嘘で、そこまで相関関係はありません。
論文を読んだのですが、仮定にそもそも問題アリです。コルチゾールが分泌される時は、ストレスを感じた時です。ストレスは人によって違います。
「眠いことがストレスな人」
「筋トレがストレスな人」
「ジムに行くことがストレスな人」
千差万別、十人十色です。なので、深夜に筋トレをすることが悪いという訳ではなく、この論文の主旨は「深夜に筋トレをすることにストレスを感じる人が多いよね」というだけの論文です。
深夜に筋トレをすることは決して悪いことではありません。ストレスを感じていることをしている人が悪いのです。
その証拠に、有酸素運動を45分以上継続すると老ける上にデブになると言ったそっくりな研究結果が複数あります。
詳しく知りたい人は下記の記事をご覧ください。
最終結論
筋トレは早朝でも深夜でも全く同じ効果が得られる。
自分に合った時間帯で、自分の好きなように、ストレスのない筋トレをしましょう。
他人が推奨する筋トレ法で嫌々頑張っている人間が、自分に合った筋トレ法で無理なく楽しんでいる人間に勝てるハズがないのです。
「自分に合う方法で筋トレをする」
それこそが最も素晴らしい筋トレです。
それでは最後に、人体実験を終えて一言。
朝の4:30は夜かもしれない。
でわまたっ。良い筋トレライフを！
告知:こぼチャンネルの応援もお願いします!
コンテンツ作りの励みになりますので、チャンネル登録お願いします(;´･ω･)
