筋トレ・健康

ダイエットと筋トレの成功は習慣化にかかっている。

2022年8月17日

習慣化に成功した人

この記事はこんな方にオススメ

  • ダイエットを成功させたい
  • 習慣化を身につけたい
  • 継続できない自分を変えたい

こんにちは、こぼチャンネルのこぼです。

僕は常々不思議に思っていたことがあります。それは、同じ人間なのにダイエットの成功者と敗北者に分かれてしまう不思議です。

僕の研究の結果、ダイエットの成功者にはある1つの共通点を発見しました。

それはダイエットが習慣化、ルーティン化されているってことです。ダイエットを脳死プレイ化するのです。

ルーティンと言えばイチローの朝食はカレー。そんな食事のイメージを持たれる人が多いと思います。まさにそこがダイエットの成功法ってのがあります。

今日はなぜダイエットを習慣化すると成功するのかについて解説していきます。

習慣化によって決断疲れを回避せよ

人間がエネルギーを最も消耗する瞬間を皆さんはご存知ですか?

答えは、意思決定をする瞬間です。

例えば、

  • 朝ごはんは食べようかな?→考える→よし!パンを食べよう。
  • 何を着て出勤しようかな?→考える→よし!紺色のスーツを着ていこう。
  • ひげ剃ろうかな?→考える→よし!今日は剃らなくていいや。
  • 顔を洗おうかな?→考える→水が冷たいから今日は止めておこう。

といった感じで、私たちは今この瞬間も意思決定の場面に遭遇し、無意識に考え、決断を下しています。

毎回毎回出てくるこの"考える"という行為を減らす、もしくは短くすることが習慣化をする目的になります。

実は考えるという行為は1日に無限にできるわけではありません。

つまり、日常生活に突然"ダイエットのことを考える"思考が加わると、すぐにキャパオーバーしてしまい決断疲れを引き起こしてしまいます。

それがダイエットの失敗に大きく関わっているのです。

人間は1日に9,000回の意思決定をしている

人間の1日できる意思決定の回数は9,000回です。びっくりですよね。ぼくも本で読んだときは驚きました。

日本人の平均睡眠時間は約7時間なので、1日の活動時間は17時間と仮定します。

17時間を分に直すと1,020分で、秒に直すと61,200秒です。さらに計算を進めると、

61,200秒(1日の活動時間)÷9,000回(1日の意思決定回数)=6.8秒/回

すなわち、人間は日常生活をただ過ごしているだけで6.8秒に1回何かしらの意思決定を行なっているってことになります。

ただ生きているだけで6.8秒に1回何かしらの意思決定の時間がやってくるのに、そこへさらにダイエットの意思決定を加えたらどうなるでしょうか?

カロリーを計算して、食材を選んで、食べる順番を考えて、ひょっとしら筋トレや有酸素運動をする人もいるかもしれません。仮に筋トレをする場合の意思決定は、

  • まず行くか行かないかを考える
  • 何を着て行くかを考える
  • どんな音楽を聴くのか考える
  • どのくらいの強度で鍛えるか考える

ちょっと考えただけでも吐き気がするぐらいの意思決定が追加されてしまいます。

少なく見積もってもダイエット期間中の意思決定の量は、通常の意思決定+3,000回ぐらいになると予想できます。

そうするとダイエット期間中は1日に12,000回の意思決定、つまり5.1秒に1回の意思決定をする必要性が出てきます。

ダイエット期間中は約5秒に1回何かしらを決断しなければならないってわけです。

この1.8秒の差が決断疲れや気疲れと呼ばれる現象に繋がり、最後には

「考えるのが面倒くさい!もうダイエットなんていいや!!」

って考え方にまで発展し、多くの人はダイエットに失敗していきます。ではその解決策はないのでしょうか?

その解決策こそが習慣化を身に着けて、1日の意思決定の回数を減らすことに繋がっていくのです。

もしココまで読んで、全然ピンっとこないよ!!って人がいたら、あなたの生活に何かを毎日3000回プラスしてください。

たとえば、毎日3,000歩多く歩いてみる、毎日3,000回腹筋する、毎日3,000回上司に頭を下げる。どんなことでもいいです。

ネガティブなことでもポジティブなことでもどっちでも良いので3,000回プラスしてみて下さい。

そしてその人生を鮮明にイメージしてみてください。どうですか?とても疲れませんか?嫌気がさすのは時間の問題ですよね?

だからこそ習慣化が必要なのです。

習慣化は手軽なところから始めよう

今回のダイエットで僕は色々なことを習慣化することにしています。そのおかげでダイエットを脳死プレイにすり替えることに成功しました。※習慣化とは、固定化(パターン化)のことです。

ざっくり挙げられるだけでも、

  • 食事の固定化(朝食と夕食)
  • 飲み物の固定化
  • ジムでの衣服の固定化

実はこれこそがダイエット成功の1つの鍵だったのです。まぁまだ研究段階ですけどねw

間違っても難易度の高い習慣を身に着ける必要はありません。

最初から英語の勉強を毎日1時間するって習慣化を目指した人で、本当にネイティブアメリカンみたいな流暢な英語を喋れるようになった人を僕は見たことがありません。

なぜ失敗したのかは明確で、最初から目標が高すぎるんです。1日1時間の英語学習って、1ヶ月に1回富士山の登頂をするに匹敵するぐらいに難しいです。

英語の勉強をするのならまず最初は、iPhoneの言語を英語にする、程度から始めましょう。

小さく小さくいきましょう。

まずはスケジュールに空白を作る

先ほども少し話しましたが、何かを新しく始めるには莫大なエネルギーと膨大な時間が必要です。そのためまずはスケジュールに空白を作りましょう。ようは自由時間です。

ダイエットに失敗する人の多くのは、スケジュールの積み込みすぎによる思考の破綻が原因です。

たとえば、

6:00→起床
6:15→有酸素運動
7:15→朝食
7:45→出勤
8:30→始業
17:15→終業
18:00→帰宅
18:30→ジム
19:00→筋トレ
20:00→帰宅
20:30→夕食
21:00→勉強や読書
22:00→ブログ更新
24:00→シャワー
25:00→ストレッチ
25:30→就寝

うげろヴぇろヴぇろごっ…

すみません、、、つい吐き気とめまいが、、、

無論ですが、こんなスケジュールを365日組んでいる人は間違いなくダイエットに失敗します。

「あれをやらなきゃ」「これをやらなきゃ」で毎日が大忙しになっていることは間違いないし、スケジュール通りにいかなかったときの罪悪感やストレスは計り知れません。

まずはこのようなスケジュールの積み込みを回避し、スケジュールに空白を持たせることがダイエットにおいては肝要です。

空白ができたら最初は小さく、1週間は朝起きてコップ1杯の水を飲む、ぐらいのレベルを習慣化してみてください。

達成したら人間は飽きてくるので少し変化を加えてあげましょう。2週間目は朝起きてすぐに300mlのプロテインを飲むにしてみましょう。

定期的に変化を与えてあげると人間の命題ともいえる"飽き"を克服することが可能になります。

習慣化をアップデートする時期は個人個人に任せますが、マンネリしてきたなと感じる少し前がベストです。

このテクニックは意外とダイエット中に活躍してくれると思います。

良くも悪くも結果が常に同じになる

決断に疲れる人

ここまでは習慣化が神ツールに見えていましたが、実は落とし穴もあります。

その落とし穴とは、本当に結果の出る習慣を取り入れているのか?です。

なんでもかんでも「とりあえず習慣化すればいいんでしょ?www」って考えではダイエットに失敗してしまいます。たとえば、

  • 主食はポテチ、副菜はかっぱえびせん
  • 朝食は好きなものを好きなだけ食べる
  • 間食はナッツを無制限

こんなクソたいな習慣を積み重ねても、当然のごとく痩せるわけがありません。意識は高くて良いのですが、そもそもの知識や方法が間違っているといつまで経っても結果はでません。

もっとも問題なのは、新しいことへの挑戦意欲が低下することです。

人生における最終目標は安定の獲得です。

  • お金を稼ぐのは安定した生活を送るため
  • 貯金をするのは老後に安定した生活を送るため
  • 公務員を選ぶのは首を切られる心配がないため

人間は本当に安定が好きな生き物なのです。もちろん僕も安定が好きです。だからこそ安定した習慣化の落とし穴も理解しているつもりです。

しかし、ひとたび安定を求めてしまうと途端に人生はエキサイティングではなく、熱狂的でも魅力的でもなんでもないモノに成り下がってしまいます。

今日は朝ジムに行くのではなく、夜にジムに行こう!いつも昼食を食べているお店じゃなくて、1キロ先のお店にしよう。小さいことでもいいので習慣化に慣れたらその習慣をぶっ壊して新しい習慣を取り入れていってほしいです。

とはいえ、吉良吉影のような植物の心のような人生を否定するつもりもありません。そっちの人生も僕は割と好きなので(笑)

ダイエットを始めて多くの人は最初に何かを増やそうとしますが、ダイエット成功への秘訣はまず減らすです。

まずは基本的に減らしてください。食事の回数、摂取カロリー、友達付き合いなどなど、言い出せばキリがありません。

そして飽きたり、効果を感じなかったり、自分に合わないと思ったものは遠慮なく入れ替えて下さい。

自分なりのダイエット法を模索していきましょう。

ライザップは最高の肉体ではなく脳死プレイできる権利を売っている

みなさんはライザップって知っていますか?

CMでよく見るあの音と巧妙な色使い、光源の使い方などで印象に深く残っている人も多いのではないでしょか。

知らない人のために動画のリンクを張っておきますね。

「結果にコミットする、ライザップ」

多くの人は高い金を払って、最高の肉体を買っているというイメージをお持ちかもしれません。

それは虚構です。ライザップで売っているのは脳死でダイエットをできる権利を買っているんです。

一番最初に話した1日に人間が考えられる回数が関係しています。

ダイエットや肉体改造をする人間は1日に9,000回+3000回の意思決定を下すことになります。

その3,000回をライザップでは1ヵ月15万円で販売しているんです。少し計算してみましょう。

3,000回×30日=90,000回/月(判断の回数)

90,000回÷150,000円=0.6円/回

つまり、1回の決断を0.6円で購入できるサービスがライザップなのです。屁理屈ですみません。

これを安いと捉えるか高いと捉えるかはあなた次第です。

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ライザップ馬鹿たけぇ。

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